Injury Time

17/04/04
カズ流 究極の日常
 現役最年長のサッカー選手、三浦知良(横浜FC)が50歳Jリーガーとして走り続けている。今季、J2リーグ戦6試合のうち5試合に先発、3月12日には得点も挙げた。働き続けるための準備とプロセスを、楽しみながら徹底的に続ける姿は、ありふれた50代の労働観に一石を投じるようでもある。
 未踏の領域を歩む「カズ」こと三浦は突出した肉体の持ち主というわけでもない。ただ、自分に課すルールが事細か。
 体調維持に良かれと思い、夕方6時に寝る習慣を試みたことがあるという。だが「それでは寝過ぎで、逆に体に良くないみたい」。だからやめた、と笑う。そこまでやるのか、と思えるほどのストイックぶりで知られる。夜はいち早く寝て回復に努め、早朝にクラブに来て体幹トレーニングなどをこなし練習に向かう。練習後はケアをみっちり。
 交代浴、関節の可動域や神経に重きを置いた鍛錬。最新の知見を採用し、試し、細目はその都度変わるが、体のメンテナンスに特化した生活ルーティンが確立している。「得点するより、日々(の練習で)確たる強度と質を保ち、ベストの状態であり続ける方がすごいこと。見えにくい部分が大事だし、難しい」と弊紙のコラムでも協調。喝采されるゴールはカズという選手の氷山の一角でしかなく、目立たぬ日常に50歳のこだわりは詰まっている。
 ある年のオフ。朝6時から走ることを自分に課した。走らなくてもいいや、と楽に傾く自分との闘いのためという。肉体的なつらさより「(精神的に)自分に負ける方がストレス」と。挑戦が呼吸するのと同列のように生活に組み込まれている。「きついけど、楽しい」を好み、苦しみも楽しんでいるかのよう。そんなメンタリティーこそ美質だろう。
 走るという体力の土台を特に重視し、磨いていることも、長持ちの秘訣の一つだろう。オフや自主トレ時にみっちり走り体を鍛える。練習場に行けば、2回り若い選手と競って走り、同じメニューをこなす50歳に会える。“非常勤の名誉職”では決してない。
 J2開幕とともに迎えた50歳の誕生日。「まだうまくなれる気がする」と語り、続けられる理由を尋ねられて「好きだから」「意欲が尽きないから」と答えた。心の燃料が尽きない限りは走り続けるのだろう。
 この数年、ケガで出場ままならぬ期間も味わった。そこで腐らず、準備の習慣を曲げず、50歳でのパフォーマンスにつなげている。だから「結果が出ないときも、腐らず続けろ」という言葉が周りの選手の心を打つ。そんな姿が、サッカーというカテゴリーの外側にいる「カズ世代」へも共感として響くのかもしれない。
(「日本経済新聞」より)
カズの記事がまた日経新聞に載った。なんとなく毎日夜遊びをしていそうな感じがするカズだが、もしそうだとしたら50歳まで現役を続けられるはずはない。
カズは勤勉な日本人のお手本であり、誇りだ。


LossTime 17/03/19  MISHIMA SKYWALKに行く





高い所は好きではありませんが、MISHIMA SKYWALKに行ってきました。MISHIMA SKYWALKは全長400m。2015年に完成したばかりの日本最長の吊橋です。
春なのでクッキリとというわけにはいきませんが、吊橋から富士山がきれいに見えました。
とても面白いスポットですが、不思議なことに外国人観光客はまったくいませんでした。まだまだ知名度が低いのかもしれません。

SKYWALK 南ゲート側
チケット売場にできた行列 カフェなど
いざ吊橋へ
吊橋から富士山を望む
当然だが、多少揺れる吊橋
吊橋から見下ろすと … たっ 高い
ようやく北側の主塔の近くまで到着

SKYWALK 北ゲート側
吊橋をバックに、記念撮影をする親子
SKYWALKのマスコット マスコットと遊ぶ女の子
展望デッキより吊橋を望む
再び吊橋を渡り南ゲートへ

吊 橋 と 富 士 山
展望台より吊橋と富士山を望む

SKYGARDEN
SKYGARDENへのエスカレーター 温室のようなSKYGARDEN
中に飾られた花のシャンデリア
久しぶりに、こんなにたくさんの花を見ました

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