

「無観客試合」について |
コトビ監督の試合後のコメントには時々理解不能なものがありますが、このコメントには心を打たれました。「イラン系アメリカ人」という複雑な背景を持つゴトビ監督の言葉だけに、普段あまり意識しない「差別」と言うものの根の深さと重大さを再認識しないわけにはいきません。旧ユーゴスラビア出身のペトロビッチ監督もまた然りです。 |
ゴトビ監督コメント
 |
まず、今回の件について話をしなくてはいけないだろう。人種差別というものは、パスポートや国籍に関係なく、社会の病気だと思っている。それは次の世代へ、親から子へとうつっていく。我々にはサッカーという美しいゲームがある。この美しいゲームに色はなく、すべての国の色を持っているものだ。
誰もいない中で戦い、スタジアムに魂が欠けているように感じた。やはり、サッカーから人種差別をなくしていかないといけないと思う。人と人の違いがあり、だからこそ世界というものは美しい場所であると私は思う。私がサッカーを始めたころ、サッカーボールは白と黒だった。今、我々が使っているボールには様々な色が使われている。エスパルスには9カ国の国籍の人間がいる。カナダ、韓国、スロベニア、オランダ、スタッフにはドイツ人、ブラジル人、私はもうどこから来たのか分からないほどだ(笑)。本当に私が言いたいことは、今日の試合を日本人、日本のサッカー界にとって教訓にしていくべきだということ。
私は日本に来て3年2ヶ月になる。その間、本当に悲惨な東日本大震災を経験した。日本はその時、世界と強く団結していた。それが真の日本の姿だと思う。私も含め外国人は本当に日本を、日本人を愛している。優しさ、礼儀正しさ、それこそが日本の顔だと思う。もし、この国に差別に無知な人間がいるならば、彼らを愛し、彼らに教えていきましょう。この先の未来は、複数の色、色んな文化が重なっていくものだ。
今日の試合を楽しむことはできなかった。ファン・サポーターがいなかったから楽しめなかった。声援がなく、オレンジvs赤の美しい戦いがなかった。良い時間帯と悪い時間帯があったが、それはファン・サポーターから得られるパワーやエネルギーが足りなかったからだと思う。無観客試合はこれが最後になることを願っている。1つになりましょう。 |
|
|
ペトロビッチ監督コメント
 |
差別問題に関しては、もしかしてそのことを話せるのは私かもしれないと思っています。私自身、37年間ほぼ外国で生活をしています。自分の生まれたところではないところで生活をしています。生まれ育ったユーゴスラビアはもう存在しない。オーストリアの国籍を持っていますし、30年間オーストリア人です。差別というのは残念ながら、どの国にもある話です。オーストリアで、私の名前は典型的なドイツ語圏のものではないので、外国人、という方ももしかしたらいるかもしれない。そういったことはあり得る話です。 セルビアで生まれたけど、違う国で生活することが長いので、セルビアに帰れば『どこの国の人だ』と言われるだろうし、どこに行っても受け入れられないこともあります。
私自身、どういう風に差別と向き合ってきたか。そういうものに打ち勝ってきた要因は、差別を受けながらも、その人に対するリスペクト、愛情を忘れなかったことだと思います。今、非常に厳しい状況にクラブは置かれていますが、原因を作った人間に対しても私は愛を忘れないようにしようと思います。どんな状況であっても、私は人を愛し、人をリスペクトしていこうと思っています。 |
|
|
今回の件に関しては、選手もサポータも清水エスパルスだけが完全な被害者です。にもかかわらず、すべてのマスコミが“一般的”な浦和サポータに同情的な報道を繰り返していました。残念です。
サポータの今後の行動で、清水こそがスポーツの楽しさや素晴らしさを感じることのできる真の「サッカー王国」であることを証明しましょう。 |
 |
LossTime 14/03/05 テルを見に行く


3月1日J1開幕戦、清水は名古屋に勝ちました。
3月2日J2開幕戦、松本山雅は東京Vに勝ちました。
今週末3月9日にいよいよJ3の開幕、AC長野パルセイロの対戦相手は福島ユナイテッドFCです。昨季のJFL王者であるパルセイロには、勝利以上のものが求められています。
今日は長野市の「リバーフロント」までパルセイロの練習を見に、と言うより伊東輝悦選手の様子を見に行ってきました。
|
千曲川リバーフロントスポーツガーデン |
|
 |
「リバーフロント」は千曲川の河川敷 須坂長野東インターから西へ約5分です |
|
テル 別メニューで調整中 |
|
 |
テルはどこにいるのか?探していたら … なんと目の前に! |
 |
 |
ケガでしょうか? 別メニューで調整中 |
 |
 |
清水出身だけに長野の寒さはこたえるのかなぁ? |
 |
元気そうな笑顔 ケガではなさそうです |
|
頑張れ!AC長野パルセイロ |
|
 |
パルセイロの練習風景 |
 |
別メニューのテルは、グランドの周りをランニング |
 |
チームメイトの練習を見守るテル |
|
14/03/15 今日もテルを見に行く |
|
3月9日開幕戦は途中出場だったテル。好天に誘われ、今日も「リバーフロント」に練習を見に行きました。明日の町田戦に備え軽めのトレーニングで調整、ミニゲームを行っていました。 |
|
|
 |
リバーフロントのローラースケート場で練習するパルセイロ |
 |
 |
練習を見守る美濃部監督 |
ミニゲームで汗を流すテル |
 |
J3開幕戦に勝利しているだけに、活気のあるパルセイロ選手達 |
 |
 |
今日のテルは別メニューではない 明日はスタメンもあるか? |
 |
もともと口数が少ないテル 他の選手との会話はないけれど、笑顔のテル |
 |
「リバーフロント」のサッカー場は、“未来のJリーガー”達が使用していました |
|
14/03/05
キリンチャレンジカップ2014
日本 4 - 2 ニュージーランド
 |
現国立競技場での代表ラストマッチ。完璧なサッカーで前半17分までに4得点したものの、その後はさっぱり。ミスの連続で、W杯が心配になりました。 |
|

14/03/07
明日はホーム開幕横浜FM戦
 |
「THE REVENGE 〜ホームの借りはホームで返す!〜」と銘打ったホーム開幕横浜FM戦。ほんとにリベンジしてくださいよ。 |
|

14/03/08 J1第2節
清水 0 - 1 横浜FM
 |
ホーム開幕戦は完敗。リベンジならず。失点はミスからの1点だけでしたが、全く攻撃の形を作れず守備に追われた90分でした。 |
|

14/03/13
J初 無観客試合
 |
Jリーグは、3月8日の浦和−鳥栖戦で浦和サポータの一部が掲示した「JAPANESE ONLY」の横断幕に関し、23日の浦和−清水戦を無観客試合で行うという重い処分を下しました。
迅速な対応、毅然とした態度は評価しますが、チケットや新幹線の切符を買い、ホテルの予約までしてしまった清水サポータはどうすればいいのでしょう?無観客試合の対象は、チケット発売前の試合にすべきだったのではないでしょうか!
また、無観客試合という異常な状況下で、影響を受けるのは若い清水の選手の方。Jリーグは、罰金や勝ち点の剥奪で対応した方が良かったと思います。 |
|

14/03/14
明日はC大阪戦
 |
明日は、3/11のACL山東戦で惨敗した“手負い”C大阪戦です。清水は勝てるのか?それともフォルランにJ初ゴールを献上してしまうのか?次節浦和戦が不気味な「無観客試合」になってしまっただけに、勝っておきたい試合です。 |
|

14/03/15 J1第3節
C大阪 4 - 1 清水
 |
今日は昨季まで何度も見たパターンの“自滅からの惨敗”。
ロングボールの処理ミス(前節同様)、ショートコーナーへの対応ミスで2失点したものの、試合前半は選手たちの動きも良く清水の方が質の高いサッカーをしていました。
なのに試合後半は圧倒的に押し込まれ、バタバタから自滅のコースで2失点。柿谷もフォルランも押さえたのに、移籍後初出場のGK相沢もファインセーブを連発していたのに、なのに絵に書いたような完敗。それほどC大阪の他のメンバーが素晴らしいということ、選手層の差なんでしょう。
今季もダメなのか … そんな暗い気持ちになる敗戦でした。 |
|

14/03/18
明日はナビスコ杯仙台戦
 |
いよいよ聖杯をかけた戦いも始まります。初戦の相手は、“お得意様”仙台です。勝って無観客試合に弾みを付けましょう。 |
|
14/03/19
清水 4 - 0 仙台
 |
これが相性と言うものなんでしょう。仙台も悪くはなかったのですが、終わってみれば清水の大勝でした。今日の清水の決定力は際立っていました。次はいよいよ無観客試合です。 |
|

14/03/22
明日は“無観客試合”浦和戦
 |
やることはサッカーの試合なんですが、無観客の影響がどう出るか?選手たちには、仙台戦の勢いをそのままに、さいたまに臨んでほしい。 |
|

14/03/23 J1第4節
浦和 1 - 1 清水
 |
歴史的「無観客試合」はドローに終わりました。試合は終始ブロックを形成し守る清水、攻めあぐねる浦和という展開。「新生レッズの第一歩」と位置付けている一戦だけに、浦和は絶対に勝ちたかったのでしょう。残念でした。 |
|

14/03/28
明日はFC東京戦
 |
強豪名古屋「4」、横浜FM「3」、C大阪「2」、浦和「5(「 」内は現在の順位)との4連戦を終え、1勝1分2敗で15位の清水。これからは勝点を伸ばせそうな相手が続きます(と思います)。 |
|

14/03/29 J1第5節
清水 1 - 3 FC東京
 |
鋭い出足でボールを奪い、5分長沢のゴールで先制点を奪ったまでは良かったのですが、追加点を奪えず逆転負け。内容的には良いサッカーをしているのに、結果がついてこない清水。今日は、大前がPKを外したのが痛かったですね。
サッカー自体は悪くないのですが、順位は16位に後退。今後に期待しましょう。 |
|
|